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土砂災害は明確な誘因がなくても発生する

本日の朝、奈良県の上北山村の国道で、土砂崩れが発生して土砂の下敷きになった車に乗っていた3名の方が亡くなった。
フジテレビからの電話取材があり、雨も降っていないのにどうして土砂崩れが起きたのかなどと聞かれたが、急斜面であったことやおそらく亀裂が多い地質であったことなど一般的な受け答えしか出来なかった。
取材の時に感じたことだが、一般には雨や地震がないと斜面は崩れないように思われている様だ。土砂災害の最大の要因は重力で、バランスが崩れたら何時でも発生することを強調しておく必要がある。
一般論としては、凍結融解作用が一番考えやすいが、道路建設時の斜面下部の掘削が影響したのかを確認する必要があるだろう。
また、直前に2回の小規模なくずれがあったとのことだが、その際に周辺部に崩れやすい部分がないかどうかの確認も必要であったと思われる。確認はなかったのだろうか?それとも見落とされていた?
迂回路はないとのことで、片側通行はやむ得ない側面もあるが、何らかの監視装置をつけるべきであったように感じる。
もちろんこういったタイプの土砂崩れは地すべり地形とはあまり関係しないことが多いが、今回の場合も地すべり地形ではなかった様だ。
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22:14 | 地滑り災害 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

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