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土砂災害は明確な誘因がなくても発生する

本日の朝、奈良県の上北山村の国道で、土砂崩れが発生して土砂の下敷きになった車に乗っていた3名の方が亡くなった。
フジテレビからの電話取材があり、雨も降っていないのにどうして土砂崩れが起きたのかなどと聞かれたが、急斜面であったことやおそらく亀裂が多い地質であったことなど一般的な受け答えしか出来なかった。
取材の時に感じたことだが、一般には雨や地震がないと斜面は崩れないように思われている様だ。土砂災害の最大の要因は重力で、バランスが崩れたら何時でも発生することを強調しておく必要がある。
一般論としては、凍結融解作用が一番考えやすいが、道路建設時の斜面下部の掘削が影響したのかを確認する必要があるだろう。
また、直前に2回の小規模なくずれがあったとのことだが、その際に周辺部に崩れやすい部分がないかどうかの確認も必要であったと思われる。確認はなかったのだろうか?それとも見落とされていた?
迂回路はないとのことで、片側通行はやむ得ない側面もあるが、何らかの監視装置をつけるべきであったように感じる。
もちろんこういったタイプの土砂崩れは地すべり地形とはあまり関係しないことが多いが、今回の場合も地すべり地形ではなかった様だ。
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22:14 | 地滑り災害 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

原稿書きに難渋

ある業界誌に依頼された原稿がなかなか進まない。取りかかる気力がでないし、書きかけた自分の文章を読むのが何故か苦痛で、加筆・修正もままならない。ここ1年ほど書く能力が落ちているのを実感するが、さらに悪化してきた様だ。時間をかけて書くしか内容である。
そこに今日は査読の依頼が来ていまった。これも特集号に載せるために今週中にお願いしたいとのこと。困ってしまう。来週は次年度の研究計画のヒアリングがあるので、その準備も進めなくてはならない。
焦ってもしょうがないのだが。やはり生活パターンを見直さないとだめなのかもしれない。
10:49 | ブログ | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

グーグル革命”の衝撃を見て

昨夜放送されたNHKスペシャル「グーグル革命”の衝撃~あなたの人生を“検索”が変える」に関しての反応がWEB上にいろいろ出ている。

それぞれの立場や予備知識の差によって反応は様々であるが、つまらなかったという声や期待はずれなどの感想もある。

私としては繰り返し予告編を放送していたので、NHKとしてもかなり力を入れているのではないか、と期待していたのだが、その割りにはさほどではなかったという感想である。あるいは全てを出さずに次の機会を狙っているのかとも思えた。
ただ、知らなかった側面もいくつか取り上げられており、期待できる面も大きいが、このまま行くと何もかもGoogleに握られることで、恐ろしさも予感させる内容であった。

これまでは良い側面が多かったが、巨大化していくと変貌をとげる可能性もあり、いずれにせよGoogleとの付き合い方を真剣に考えて行く必要があることを痛感した。
21:39 | ブログ | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Google検索によるランク

Web2.0の時代と言われ、Google検索の上位にないものはこの世に存在しないとの同じとまで言われる昨今である。
 そこで昨年くらいからわが公式サイトも、コンテンツを増やすなどできるだけ上位を目指す試みを行なってきた。その結果かどうか、最近では「地すべり」で検索すると1位にランクされることが多くなった。地すべり学会や岩松先生のサイトが1位になることもあるが、今年になってからはほとんど1位である。
 一方より一般社会で使われている「地滑り」での検索についてはまだ、かなり下位を低迷している。1年くらい前から100位以内には入っており、少しずつはアップしている様な感じであったが、数えるのは面倒だった。見た目で70位くらいだったか。
本日、検索したところ、少し上位に上がった様に思ったので、数えて見たら丁度50位であった。この調子で頑張って、できるだけ早く20位以内を目指したいと考えている。

 それから最近のアクセスで展示会のページが少し見られている様だった。昨年の横浜の展示会のページも10件近くあった。そこで、震災対策技術展で検索すると10位以内にランクされていた。
16:37 | 公式サイト | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

徒歩通勤

1月から徒歩通勤をはじめた。まだ数回だが、出来る限り続けて見ようと思っている.
はじめたきっかけは新年の決意といったものではない.昨年末に飲み会があった際に徒歩で帰ったのだが、思ったほど大変ではなかったというのがきっかけである。新年の初詣イベントが年明け早々にあり、この際も往復歩いたが、さほど苦痛ではなかった.
運動不足の解消はかなり以前からの課題であったが、わざわざ行なうのは長続きしそうにないが、必要な通勤のついでにできるのであれば一石二鳥である。暑くなってきたら自転車通勤に切り替えても良い。
効果があるかどうかは続けて見ないと分からないが、目標体重とウェストになることを期待している。
20:15 | ブログ | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

形式知と暗黙知

岩波の「科学」1月号に<わかる>とは何だろうかという特集があって、面白く読んだ。その中で特に参考になったのが、一橋大の野中郁次郎さんの書いた「知識と理解」である。

言葉・文章や図という形にできる知識を「形式知」という。これは人と人の間でやり取りができ、媒体に記録しておくことが可能。
これに対し十分にわかっていても言葉でうまく表現できない個々人の内面的理解といったものを「暗黙知」という。
本当の理解というのは形式知の理解だけでなく暗黙知の部分まで理解していることだそうだ。
これを読んだ時、地すべり地形判読と地すべり地形分布図の関係について、この形式知と暗黙知の関係でうまく説明できると感じた。地すべり地形分布図は図として印刷されているので形式知と言えるが、それを作成する段階での地形判読作業はまさに暗黙知の領域である。分布図の意味をその中味まできちんと理解するためには見る人それぞれが暗黙知をもつ必要があるが、なかなか難しい。経験の積み重ねが暗黙知の重要ということも地すべり地形の認識と同じである。

現在の科学は自然のいろいろな仕組みの形式知を目指している。それは産み出された成果を記録し、人から人への伝達を考えれば、形式知化なしに科学は成り立たないのだが、背景にある暗黙知の部分の重要性を理解することも大切ではないかと思った。
科学として定量化は必要だが、数値化や定量化が難しい問題もたくさんあることを理解して貰う必要があると痛感した。
12:07 | 地すべり地形分布図 | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

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